〒761-2304 香川県綾歌郡綾川町萱原807-3
琴電琴平線「綾川」駅から徒歩1分
当院では、根管治療に力を入れております。根管治療は家を建てる時の造成や基礎にあたるからです。根管治療(抜髄、感染根管治療)時の根管充填方法は、ほとんどの場合、オピアンでの垂直加圧式で行っております。水平加圧式と比べて、予後もよく、すぐに支台築造にとりかかれるので、患者さんの来院回数を減らすことにもつながるからです。
右上7番の脱離が主訴ですが、頬側歯肉にフィステル(ろう孔)があり腫れてて歯肉に穴が開いていました。
初診時のパノラマレントゲン画像で、歯根膜の拡大が認められます。(根尖部に黒い透過像が見えます。)つまり根の先で慢性的に膿んでたわけです。
根管内の感染物を除去し、数度の貼薬後、根管から水酸化カルシウム製剤、フィステルから確認用のポイントを入れてのレントゲン(デンタル)を撮影した画像。(白く映ってるのは水酸化カルシウム製剤でまっすぐ伸びてる棒状のものがポイント)
水酸化カルシウム製剤とオピアンの垂直加圧で根管充填を行い、根充後の確認用レントゲン(デンタル)を撮影した画像。(根管内がオピアンで白く映っています。)オピアンの場合、根充後すぐにレジン築造または築造用の印象が取れます。この症例でも、問題が無かったので次回来院時、メタルコアセットをしました。
2年後のレントゲン画像。根尖から外に飛び出ていたものはすべてなくなっています。根尖と骨の間に黒い透過像が無くなっていて骨と歯がしっかりと着いています。
左下7番の腫脹、疼痛を主訴に来られた患者さんです。
初診時のパノラマレントゲンです。神経がいつのまにか感染してしまっていて、神経が腐って根っこの先に膿がたまっています。根尖部周辺に透過像がみられ、歯根膜の拡大が認められます。
まずは解放して根尖部の圧を抜き、膿が出やすいようにします。落ち着いたら根管内を消毒していきます。
根充後の確認のレントゲンです。水酸化カルシウム製剤と垂直加圧の根充剤がきれいに入っています。根尖に飛び出しているのは吸収するので心配いりません。
2年後のパノラマレントゲンです。根尖部の透過像が無くなり、根と骨がくっついてるのがわかると思います。もちろん腫れも痛みもなく経過良好です。
術前(フィステルがある症例)
術中(根治にてフィステル消失)
術後(歯牙の中から漂白)
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午前 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
午後 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | × | × |
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午後 14:00~18:00
日曜日・祝日
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